薩摩切子は伝統的工芸品認定されていない~経済産業大臣指定と県指定の混同~ 更新日:2018年6月3日 公開日:2016年5月21日 薩摩切子 薩摩切子の精緻で美しい作品が、実は伝統的工芸品として認定されていない、というと驚かれると思います。 これがいったいどういうことなのか説明してみたいと思います。 そもそも「伝統的工芸品」というのは法律上の用語で、昭和49年 […] 続きを読む
極聖【きわみひじり】~備中杜氏中浜昭夫の後継者が地下100メートルの水で仕込む純米吟醸酒~宮下酒造株式会社 更新日:2020年5月8日 公開日:2016年11月16日 中国地方の酒蔵 宮下酒造株式会社は岡山で酒造りを営む蔵元で、現在では清酒に限らず様々なお酒を造る総合酒類メーカーです。 この蔵元が造る清酒「極聖」【きわみひじり】は全国新酒鑑評会において岡山県トップの金賞受賞回数を誇ります。 続きを読む
薩摩切子の特徴と魅力~謎多き製造工程と高度な色被せ技術~ 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年5月17日 薩摩切子 薩摩切子は別名薩摩ガラスあるいは薩摩ビードロと呼ばれ、多くの身分の高い人たちに愛好されました。 大名への贈り物や篤姫の嫁入り道具として、さらには欧米諸国へも輸出されるようになりました。 ガラス製造の技術も先進的で、日本で […] 続きを読む
菊【きく】~大工場ではできない丁寧な酒造り~株式会社虎屋本店 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年12月20日 関東地方の酒蔵 栃木県宇都宮市の市街地に蔵を構える株式会社虎屋本店。 天明8年に日光街道筋に誕生したこの酒蔵は、飲み手に寄り添える日本酒を目指し、日々丁寧に酒を醸しています。 仕込み水として使用されるのは、宇都宮七水の一つにも数えられた […] 続きを読む
軟水と硬水による日本酒の味わいの違い 公開日:2018年8月20日 日本酒の科学 「水が硬い」「水が軟らかい」液体であるはずの水に、「硬い・軟らかい」の違いがあることは、不思議に思えます。 この「硬い・軟らかい」の違いは、水に含まれる成分で決まります。 「米・水・麹」からなる日本酒ですが、比率を見ると […] 続きを読む
五橋~錦帯橋は心の架け橋!人と米が醸す軟水の酒~酒井酒造株式会社 更新日:2020年5月8日 公開日:2017年2月26日 中国地方の酒蔵 酒井酒造株式会社は、山口県岩国市に本拠を置く酒造メーカーです。 伝統的な酒造技術と最新の機械設備を融合させることにより、安定して高い品質のお酒を供給し続けています。 酒井酒造株式会社 酒井酒造株式会社は明治4年(1871 […] 続きを読む
日本酒の飲み方~常温冷や、冷酒、熱燗など温度で変化するうま味と香り~ 更新日:2018年6月3日 公開日:2016年6月2日 日本酒の科学 日本酒にはいろいろな飲み方があります。 それは日本酒の温度によって味が変わるという特徴によるところが大きいといえます。 日本酒には大きく分けて4つのタイプが存在します。 香りの高いタイプ、軽快でなめらかなタイプ、コクのあ […] 続きを読む
喜正【きしょう】~多摩の名水を使い手造りで仕込むこだわり~野崎酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年12月24日 関東地方の酒蔵 大自然に囲まれた多摩の山里で、手造りの酒にこだわる野崎酒造株式会社。 戸倉城山から湧き出る伏流水は、酒を仕込むうえで欠かせない名水です。 代表銘柄の「喜正」は、多摩の地酒として地元の人々に愛されるあまり、全国では入手困難 […] 続きを読む
SAKEぐる|酒と肴をセットで購入できる通販サイト 公開日:2019年6月9日 イベント 酒と肴といえば少々古い言い方ですが、日本酒をこよなく愛する私達「日本酒愛好家」にとって、肴すなわちグルメは大切な役割を果たします。 「日本酒を呑むために肴を選ぶのか、肴を食べるために日本酒を選ぶのか」 これは、酒好きにと […] 続きを読む
悦 凱陣【よろこびがいじん】~こんぴらさんが育んだ銘酒~有限会社丸尾本店 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年9月17日 四国地方の酒蔵 庶民の憧れ金毘羅参り。 金刀比羅宮に続く町並みの一角にある有限会社丸尾本店。 讃岐の良質の米と、弘法大師ゆかりの満濃池水系の銘水で仕込まれる酒は、毎年味わいが美味しく変化していくと有名。 社長自らが杜氏として仕込んだこだ […] 続きを読む
剣菱~忠臣蔵、頼山陽、山内容堂など日本酒の代名詞として人々に愛された丹醸のしるし~剣菱酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2016年10月21日 関西地方の酒蔵 剣菱は、これほど有名なものはないと言っていいくらい著名な清酒ブランドです。 歴史の古さ、文化に与えた影響、愛飲家の数など、どれをとっても抜きん出ているといっても過言ではありません。 この剣菱を現在製造しているのが剣菱酒造 […] 続きを読む
津軽びいどろ~浮玉造りの技術と現代的な感覚を取り入れた美しい色グラス~ 更新日:2019年6月8日 公開日:2016年6月1日 津軽びいどろ 津軽びいどろは、その独特な色合いと優れた技術、そして職人たちのガラスへの想いが融合したクラフトガラスで、青森県が認定する伝統工芸品です。 びいどろとは、ガラスを意味するポルトガル語のヴィードロに由来する言葉です。 津軽び […] 続きを読む
日本酒のうま味を最大に引き出す科学的酒器選び~酒が舌にどのように運ばれるのか!?4タイプ別おすすめ酒器の選び方~ 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年6月11日 酒器の科学 お酒の味わいを楽しむにあたって、意外におろそかになりやすいのは酒器の選定です。 一升瓶からラッパ飲みをしたり樽に口をつけて飲んだりする人はまずいないでしょう。 ほとんどの人はお酒を楽しむ時のお気に入りの器を持っていると思 […] 続きを読む
東海地方の酒蔵 公開日:2018年4月19日 酒蔵名鑑 本州中部の太平洋側に位置する東海地方。 愛知・岐阜・三重・静岡の4県からなります。 気候は温暖で、雨量が多い地方。豪雪地帯となる地域もあり、北アルプスや木曽御岳、白山連峰などの湧水と、雪解け水が流れ込む木曽川や長良川とい […] 続きを読む
喜久醉【きくよい】~穏やか、爽やか、軽快な静岡型の酒~青島酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年12月31日 東海地方の酒蔵 静岡型の酒造りに力を注ぎ、銘酒「喜久酔」を醸す青島酒造。 地元に受け継がれてきた、志太杜氏の技を継承した蔵でもあります。 静岡酵母のみを使用して醸される酒は、穏やかな香りと爽やかな味わい、そして軽快な喉ごしを併せ持ちます […] 続きを読む
1人の酒と99人の水|本物と偽物と穢れ 公開日:2018年11月25日 酒が登場する神話や民話 1人の酒と99人の水という民話をご存じでしょうか。 聞いたことがない方でもこの話を読めば納得していただける深層心理に関わる面白い話です。 韓国の徴用工問題で日本の国民感情が爆発し、韓国のグループ歌手BTSの原爆Tシャツが […] 続きを読む
液化仕込みの利点~日本酒のうま味をコントロールできるのか?~ 更新日:2018年8月3日 公開日:2017年4月23日 日本酒の分類 液化仕込みは、日本各地の酒造メーカーでも導入されている仕込み方法です。 この仕込み方法には、少人数で仕込み作業ができることや、設備投資が少なくてすむことや、醸造に必要な敷地面積が縮小できるといった利点があります。 さらに […] 続きを読む
杜氏になるために必要なこと~日本酒の製造免許と酒造技能士~酒の味と人をまとめる杜氏の仕事 公開日:2017年1月27日 日本酒の豆知識 日本酒造りにおいて、昔から大きな役割を果たしてきたのが杜氏です。 酒蔵で働く人たちには様々な役割があり、杜氏もそのうちのひとつです。 酒蔵においては、経営者つまりオーナーは蔵元と呼ばれ、経営判断はこの蔵元が行なっています […] 続きを読む