日本酒と酒器のサイエンス

本利き猪口~利き酒師御用達!日本酒本来の味がわかる全国新酒鑑評会公認のプロ酒器~幸泉窯

本利き猪口とは、酒蔵や品評会などで本格的な利き酒をする時に用いられる酒器のことをいいます。 一般の方が使う利き猪口は「呑み利き」といい、り大きめの一合サイズという以外は市販のものと変わりません。 本利き猪口は薄く繊細で、 […]

酒豪列伝~山科言継~戦国最強の営業マンに学べ!織田家と今川家

山科言継(やましなときつぐ)は永正四年(1507年)に山科言綱の子として生まれ、「言継卿記」を著した人物として知られている公家です。 山科家は名門・藤原氏に連なるの四条家から分かれた中御門家成の六男、実教を祖とする家柄で […]

千代むすび~間接蒸気による蒸米と鳥取県産強力、そして仕込み水にこだわった上質酒~千代むすび酒造株式会社

鳥取県にある千代むすび酒造株式会社は、こだわりの水と蒸し米で造る上質なお酒が評判の蔵元で、代表酒銘は社名と同じ「千代むすび」【ちよむすび】です。 本物・安心・健康をテーマに、美味しいお酒を造っています。 千代むすび酒造株 […]

名倉山【なぐらやま】~極上の「きれいな甘さ」造りに熱意を燃やす~名倉山酒造株式会社

杜氏と蔵人が造る「きれいな甘さ」を掲げる名倉山酒造株式会社。 会津若松を流れる豊かな地下水と良質の酒米を蔵元が一丸となって仕込みます。 そこから生まれる酒は、旨いの一言。 茶道や華道のように、料理との相性や器の工夫も重ね […]
丸永酒造場

髙波【たかなみ】~地元塩尻市で長年愛される地酒~合資会社丸永酒造場

交通の要所であり、かつて数多くの宿場で賑わった長野県塩尻市。 創業以来、この地域で長く愛されている酒は、合資会社丸永酒造場が醸す高波ブランドです。 日々の醸造技術の研究と丁寧な手造りで、全国新酒鑑評会で金賞を多数受賞して […]

極聖【きわみひじり】~備中杜氏中浜昭夫の後継者が地下100メートルの水で仕込む純米吟醸酒~宮下酒造株式会社

宮下酒造株式会社は岡山で酒造りを営む蔵元で、現在では清酒に限らず様々なお酒を造る総合酒類メーカーです。 この蔵元が造る清酒「極聖」【きわみひじり】は全国新酒鑑評会において岡山県トップの金賞受賞回数を誇ります。

薩摩切子は伝統的工芸品認定されていない~経済産業大臣指定と県指定の混同~

薩摩切子の精緻で美しい作品が、実は伝統的工芸品として認定されていない、というと驚かれると思います。 これがいったいどういうことなのか説明してみたいと思います。 そもそも「伝統的工芸品」というのは法律上の用語で、昭和49年 […]

江戸切子と薩摩切子の違い~民営の生活食器と官営の贈答品にみられる異なる用途~

切子ガラスの双璧とも言える江戸切子と薩摩切子ですが、よく調べてみると両者には明らかな違いが多数見受けられます。 とりわけその作風には大きな差があります。 江戸切子はその大胆な構成が特徴ですが、薩摩切子はぼかしや被せといっ […]

津軽びいどろ~浮玉造りの技術と現代的な感覚を取り入れた美しい色グラス~

津軽びいどろは、その独特な色合いと優れた技術、そして職人たちのガラスへの想いが融合したクラフトガラスで、青森県が認定する伝統工芸品です。 びいどろとは、ガラスを意味するポルトガル語のヴィードロに由来する言葉です。 津軽び […]

天甜酒とは「君の名は。」に登場する「口噛み酒」なのか!?~神話に登場する日本で最初の米の酒「日本酒の誕生」~

日本酒と言えば、その最大の特徴はお米で造ることです。 では、日本で最初にお米でお酒を造ったのはいったい誰なのでしょう。 いろいろと調べてみると、「古事記」や「日本書紀」といった日本の神話の中にそれに関する記述を見い出すこ […]
北鹿ロゴ

北鹿【ほくしか】~伝統の「秋田流生酛仕込み」にこだわる酒造り~株式会社北鹿

創業以来、最高の日本酒の心と味を創り伝える醸造技術を伝えてきた北鹿。 北西部には世界遺産白神山地が広がる自然豊かな美しい地で、良質なわき水と伝統の製法を改良した「秋田流生酛仕込み」で、うまい日本酒を醸しています。

東北地方の酒蔵

本州の北東部に位置する東北地方。 奥羽山脈を境に太平洋側と日本海側に分かれ、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県からなります。 水田が多く、日本の米の約4分の1を生産するほどの穀倉地帯。 酒米に関しても例外ではなく、 […]