薩摩切子の歴史と謎~カメイガラス由利精助の功績~江戸に逆輸入された薩摩の技術 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年5月16日 薩摩切子 薩摩切子はいろいろと謎に包まれたカットガラスです。 江戸時代に製作が始まりましたが、実際に薩摩で継続して作製された期間は20年ちょっとと非常に短く、その後は断絶してしまいました。 薩摩で切子細工が作られるようになったこと […] 続きを読む
神亀【しんかめ】~純米酒に一家言持ち純米酒だけを造る~神亀酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年12月23日 関東地方の酒蔵 仕込む酒のすべてを純米酒とすることに成功した、日本初の酒蔵が神亀酒造株式会社です。 山田錦や五百万石といった高級酒米をふんだんに使用するほか、有機農法米を用いた酒造りにも取り組んでいます。 神亀ならではの、米の旨さを味わ […] 続きを読む
勝山~伊達家御用蔵!ワインのようなモダンな酒~仙台伊澤家 勝山酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年3月3日 東北地方の酒蔵 仙台伊澤家 勝山酒造株式会社は、宮城県で現存する唯一の伊達家御用蔵としてその名を馳せる酒蔵です。 まるでブランデーのような、ロゴが刻まれたボトルとセンスの良いラベルは、まさに伊達男といった風情です。 続きを読む
長期低温発酵~醪(もろみ)の発酵度合いとその特徴~ 公開日:2018年8月18日 日本酒の科学 日本酒造りは、「一麹(いちこうじ)・二酛(にもと)・三造り(さんつくり)」と昔から言われています。 麹造り、酒母造り、醪(もろみ)の仕込みといった重要な工程の順番ですね。 今回は、三番目の工程である、醪の仕込みについてフ […] 続きを読む
酒造りの神様たち~大山祇神・木花咲耶姫・少彦名神~ 公開日:2018年9月7日 酒が登場する神話や民話 八百万の神々がおわす日本、万物に神が宿るとする思想ですね。 山や岩にも神が宿るなら、とうぜん酒の神がいても、おかしくはありません。 酒造りの神も、同様です。 また、酒と酒造りにまつわる神は一人ではないことも、日本の神様ら […] 続きを読む
日本のお酒の神様~三輪山の杉玉と酒神を祀る日本酒の聖地~ 更新日:2021年1月10日 公開日:2017年2月13日 日本酒の豆知識 お酒の神様は世界中に存在しています。 これらの酒神の中でも有名なのはローマ神話に出てくるワインの神「バッカス」ではないでしょうか。 バッカスは、ギリシア神話ではディオニュソスのことです。 そして日本にも、古来より伝わる酒 […] 続きを読む
早瀬浦【はやせうら】~冷やでも燗でも楽しめる辛口の手造り酒~三宅彦右衛門酒造有限会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2018年1月29日 北陸地方の酒蔵 銘酒「早瀬浦」を醸す三宅彦右衛門酒造は、生産量300石の小さな酒蔵。 造り手の表情や蔵の風景が感じられる酒を届けたいと、日々、丁寧な酒造りを行っています。 全国新酒鑑評会での金賞受賞歴を持つ、辛口の手造り酒は、冷やでも燗 […] 続きを読む
豊盃~全国で唯一の豊盃米を丁寧に仕込んだこだわりの酒~三浦酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2016年11月17日 東北地方の酒蔵 三浦酒造株式会社は、青森県弘前市にある蔵元です。 家族で切り盛りをしているため規模は大きくありませんが、丁寧に作り出される日本酒は各所で高い評価を受けています。 続きを読む
日本酒を産地で選ぶ ~日本各地で醸されている酒~ 更新日:2021年1月9日 公開日:2018年3月10日 酒蔵名鑑 日本酒は全国各地で醸されています。 北は北海道から南は九州まで、その気候も様々です。 気候により捕れる作物や海産物も異なることから、各地の郷土料理にはそれぞれの特徴があります。 これにより、好む酒の味も地方によって異なる […] 続きを読む
飛露喜【ひろき】~存在感ある酒を造る地酒ブームの先駆者のひとつ~合資会社廣木酒造本店 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年8月30日 東北地方の酒蔵 越後街道沿いに位置する、合資会社廣木酒造本店は、江戸時代中期から続く蔵元。 地元の風土を生かした酒とするために、地元の米「五百万石」を使用して、品のある深い味わいの酒を造っています。 廣木酒造本店の社長兼杜氏である9代目 […] 続きを読む
甲信越地方の酒蔵 公開日:2018年4月18日 酒蔵名鑑 旧国名の甲斐・信濃・越後の頭文字をとった名称となっている甲信越地方。 現在の名称では、山梨・長野・新潟の3県からなる地方です。 日本酒造りが盛んで、日本三大杜氏の一つ、越後杜氏が発祥した新潟県は日本酒王国と呼ばれるほどで […] 続きを読む
如空~長期低温発酵と10号酵母にこだわり抜いた一本~八戸酒類株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年2月27日 東北地方の酒蔵 八戸酒類株式会社は青森県八戸市に本拠を置く酒造メーカーで、現在は主に「八鶴」(はっかく)と「如空」(じょくう)の2つの酒銘のお酒をそれぞれ別々の工場で醸造しています。 南部杜氏により受け継がれた伝統を継承して酒造りを行な […] 続きを読む
四国地方の酒蔵 公開日:2018年4月19日 酒蔵名鑑 本州の南西部に位置する四国地方は、徳島・香川・愛媛・高知の4県を含みます。 全体的に温暖な気候は、酒造りには不向きとされてきました。 標高の高い地域を除き、醸造時の温度管理は四国地方の酒蔵の長年の課題だったようです。 高 […] 続きを読む
日本酒が生まれるまで~世界に類を見ない醸造方法と杜氏の仕事~ 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年5月13日 日本酒の歴史 ご存じの通り、日本酒の主原料はわたしたちにとってはなじみ深い米です。 しかし米からお酒を造るのは、実は容易なことではありません。 日本の風土と確かな技術があってはじめて飲むことができるのが日本酒なのです。 […] 続きを読む
霧の塔【きりのとう】~地元の声で生まれた新潟県の新しい酒蔵~津南醸造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2018年1月14日 甲信越地方の酒蔵 酒蔵といえば長い年月を経た場所というイメージがありますが、平成生まれのフレッシュな酒蔵も存在します。 新潟県の津南町で「霧の塔」を醸す津南醸造株式会社は、その代表と言えるでしょう。 地元農家などの出資から設立された、若々 […] 続きを読む
生酒の日|月桂冠の火落菌対策と全国流通記念日 公開日:2019年6月25日 日本酒の豆知識 今日6月25日は「生酒の日」です。 生酒は、ご存知のように「火入れ」を行わずに出荷されるお酒です。 日本酒の老舗酒蔵である月桂冠が、1984年に本格的な生酒の販売を開始した6月25日を「生酒の日」と制定しました。 月桂冠 […] 続きを読む
日本酒とローカリズム|世界を1つにしグローバル化を生き抜く 公開日:2019年2月19日 日本酒の歴史 日本を訪れる外国人観光客も増え、日本から海外へと移住する人も、最近では珍しくなくなりました。 世の中の流れは、グローバル化にありますが、そんな時代だからこそ、ローカリズムという概念が大切になってくるのではないでしょうか。 […] 続きを読む
菊姫【きくひめ】~時代に関係なく美味しいと思った酒を造る~菊姫合資会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2018年1月27日 北陸地方の酒蔵 美味しい手造りの酒を醸すために、新しい技術を積極的に取り入れるのは、銘酒「菊姫」を醸す菊姫合資会社。 安土桃山時代から続く由緒ある酒蔵は、時代が移り変わっても、酒造りに挑戦する姿に変わりがありません。 妥協せず、流行に流 […] 続きを読む