日本酒と酒器のサイエンス

達磨正宗

達磨正宗【だるままさむね】~色も味わいも個性的な熟成古酒造りの雄~合資会社白木恒助商店

「達磨正宗」と言えば古酒の蔵元。 ワインなどの外国の酒や、大量生産の日本酒が台頭し始めた時代に、古酒に社運を賭けました。 手間も時間もかけて熟成させた合資会社白木恒助商店の酒は、山吹色に琥珀色、美しい色合いと独特の味わい […]

日本酒の飲み比べ~飲み方には順序がある!?~大吟醸から純米酒へ

何種類かの日本酒を飲み比べる場合に、その順番を気にしたことがおありでしょうか。 そんな時のために、参考になる情報をお知らせします。 例えばお寿司の場合ですと、味の淡いものから濃いものを食べていくというのはよく知られている […]

松竹梅~丹波杜氏の伝統技術と最新鋭の設備が融合~宝酒造株式会社

宝酒造株式会社は、みりんや缶チューハイなどでもおなじみ。 日本屈指の酒造メーカーのひとつです。 歴史も古く、伝統的な清酒の醸造がそのルーツです。 数ある清酒の中でも「松竹梅」はやはり有名です。 また、松竹梅のCMといえば […]
国稀酒造

国稀【くにまれ】~北の港町が生んだ海産物と最高に合う銘酒~国稀酒造株式会社

日本最北の地で醸される、銘酒「国稀」。 蔵元の国稀酒造は、当時栄えたニシン漁に携わる人々のために、酒造業を始めたと言われています。 北海道の港町ならではのエピソードを持つだけあって、海の恵みとの、抜群の相性の良さを誇る酒 […]

ひやおろしとは~秋上がりの銘酒を楽しむ~鳳凰美田、陸奥八仙、赤武、一ノ蔵、羽根屋、雪の茅舎、水芭蕉など人気ランキングやいかに!

ひやおろしとは、冬場に造られた日本酒を、春、夏を越えて熟成させ、秋口に出荷するもののことです。 タンク内で貯蔵された日本酒と外気温がだいたい同じになる9月から11月頃にかけて出荷されてゆきます。 そのため、ひやおろしは「 […]
白瀧酒造

上善如水【じょうぜんみずのごとし】~これまでにない、澄んだ水のごとき酒~白瀧酒造株式会社

白瀧酒造株式会社の自慢の酒は、水と見紛うほど澄んだ「上善如水」。 清廉なイメージを与え、飲みやすいと評判です。 川端康成の「雪国」の舞台ともなった、越後湯沢の良質な地下水を使用して醸すことで、澄んだ酒質を実現しています。
高砂酒造

国士無双【こくしむそう】~北海道の気候を最大限に生かす酒造り~高砂酒造株式会社

銘酒「国士無双」を醸す、高砂酒造が蔵を構えるのは、北海道の旭川。 真冬の最低気温は-20℃にも達する、極寒の地です。 厳しい寒さを逆手にとり、醪の長期低温発酵や酒の低温熟成など、旨い酒造りに活用しています。 北海道の気候 […]

醸し人九平次【かもしびとくへいじ】~ナチュラル感を楽しむ新感覚の日本酒~株式会社萬乗醸造

株式会社萬乗醸造は、約360年もの歴史がある、愛知県の蔵です。 しかし、その名前が全国に轟くのは銘酒「醸し人九平次」が誕生してからのこと。 1997年を堺に、改革に改革を重ね、新感覚の日本酒にたどり着きました。 今や世界 […]
仲野清五郎、仲野孫六、仲野清次郎

出羽桜【でわざくら】~英国でも認められた吟醸酒の先駆け的存在~出羽桜酒造株式会社

吟醸酒を世に知らしめた酒蔵、出羽桜酒造株式会社。 地元を大切にしながら、誰が飲んでも違いに気づくような良質の酒造りを行っています。 出羽桜酒造株式会社 出羽桜酒造株式会社は、将棋の駒の産地としてよく知られている山形県天童 […]

花切子について~ホープトマンが生んだグラヴィール技法、サンドブラスト技法との違い~

花切子は、伝統的な切子細工のひとつの技法を用いて仕上げられたものです。 通常はカットした後につやを出すために磨きを行ないますが、花切子の場合はカットした部分をあえて磨かないことで、削った部分がすりガラスのようになり独特の […]

龍力【たつりき】米のささやき~杜氏から蔵元へ山田錦の味を極限まで引き出す生酛造り~株式会社本田酒店

株式会社本田酒店は、お酒の原料となる酒米にこだわりを持つ蔵元で、中でも酒米の王様と言われる「山田錦」に関しては他社の追随を許さない品質のものを使用した酒造りをしています。 その代表が「龍力 米のささやき」です。 株式会社 […]

宝剣~天下の宝剣名水と八反錦で仕込んだ究極の食中酒~宝剣酒造株式会社

宝剣酒造株式会社は、戦艦大和を造ったことで有名な造船の町、広島県呉市に本拠を置く蔵元です。 代表酒銘は社名と同じ「宝剣」で、全国利き酒選手権で優勝経験を持つオーナーが中心となって醸造しています。 宝剣酒造株式会社 宝剣酒 […]

養老の滝と酒伝説の真相とは!?~歴代唯一の女系での皇位継承~

養老の滝にまつわる話といえば、孝行息子がその父にそのお酒を与える話や、滝のお酒を飲んで病気が治ったり若返ったりという話がよく知られています。 いろいろな文献にもある話ですが、元をたどっていくと、鎌倉時代に編纂された「古今 […]