大七【だいしち】~洞爺湖サミットにも提供された生酛造りと超扁平精米の銘酒~大七酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年8月29日 東北地方の酒蔵 安達太良山麓の自然に囲まれた大七酒造株式会社は、伝統の醸造法「生酛造り」の国内随一の担い手として名高い蔵元。 「超扁平精米」という独自の新技術を駆使して醸造される銘酒は、洞爺湖サミットの晩餐で提供されるほどの実力を持ちま […] 続きを読む
酒母造りの違いによる日本酒の分類~生酛造りと山廃仕込み~ 更新日:2018年6月3日 公開日:2017年2月16日 日本酒の分類 日本酒を造るにあたり、最も重要な要素が3つあります。 古来から「一に麹、二に酒母、三に造り」などと言われるように、麹、酒母、造りの3要素です。 それぞれの出来ぐあいの相乗効果によって、美味しい日本酒が生まれます。 ここで […] 続きを読む
日本酒の酒造年度(BY)とは~醸造年度、新酒は毎年何月から?~ 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年10月23日 日本酒の科学 これまで日本酒には、酒造年度(BreweryYear、略称BY)がほとんど記載されてきませんでしたが、最近ではこれがラベルやボトルに表示されたり、酒販店のPOPや飲食店のメニューにも表記されたりするようになってきました。 […] 続きを読む
櫻正宗~日本酒史を語るには避けて通れない宮水の発見と協会一号酵母の頒布。これが正宗の元祖だ!~櫻正宗株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2016年11月15日 関西地方の酒蔵 正宗と名の付くお酒はたくさんありますが、「櫻正宗」がその元祖だと言われています。 この伝統ある清酒を造り続けているのが、櫻正宗株式会社です。 口当たりがよくやや辛口の酒質が櫻正宗の特徴です。 続きを読む
美丈夫【びじょうふ】~吟醸や大吟醸酒ブームを先取りした蔵~有限会社濵川商店美丈夫 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年9月28日 四国地方の酒蔵 日本三大美林の一つ、魚梁瀬(やなせ)杉が見守る小さな蔵元、有限会社濵川商店。 「旨い酒」を造りたい一心で、吟醸造りに取り組みました。 仕込み水として使用するのは、魚梁瀬杉の森を抜けて流れ出る、扱いの難しい超軟水。 徹底し […] 続きを読む
バニラアイスに日本酒を注ぐ~本気で美味しいデザートを体験!~ 更新日:2017年3月26日 公開日:2017年3月19日 日本酒の豆知識 アイスクリーム、という単語を聞いてパッと思い浮かぶのは「バニラアイス」ではありませんか? バニラアイスの需要は高く、統計上、海外で人気のフレーバー第一位が「バニラアイス」、二位が「チョコレートアイス」となるあたり、欧米で […] 続きを読む
義侠【ぎきょう】~米のうま味とパワーが直に伝わる純米酒~山忠本家酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2017年12月29日 東海地方の酒蔵 「義侠」とは、弱い者の苦しみを見逃せない心のこと。 そんな、一本の芯が通ったかのような銘酒を醸すのは、愛知県愛西市に蔵を構える山忠本家酒造です。 大事なことは、量より質。米の持つ力を反映させる、旨い酒造りのみを目指して邁 […] 続きを読む
錫器の製作工程について~洗練されたフォルムを生み出す数々の工程~ 公開日:2016年5月30日 錫器 人の心に落ち着きをもたらしてくれたり、楽しい気分にしてくれたりする錫器ですが、実際にはどのようにして製作されているのでしょうか。 錫器の製作には鋳造という技法が使われています。 鋳造というのは、材料となる金属を熱して溶か […] 続きを読む
お銚子と徳利の違い~瓶子、片口、両口とは?混同された呼び名と用途~ 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年10月6日 酒器の科学 お銚子(おちょうし)と徳利(とっくり)、どちらもお酒を入れる容器なのですが、呼び方が違います。 どちらも同じ形の器を連想してしまいますが、本来は異なった形の器だったようです。 続きを読む
関東地方の酒蔵 公開日:2018年4月18日 酒蔵名鑑 本州のほぼ中央に位置する関東地方。 東京をはじめとした、神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬の、1都6県で構成されています。 地方の酒蔵の成功のキーマンとも言える関東地方。 かつて、伊丹や池田、灘の下り酒がもてはやされた […] 続きを読む
雨後の月~すべての酒を大吟醸造りで醸す雨上がりの月の如く冴えた酒~相原酒造株式会社 更新日:2020年5月8日 公開日:2017年1月29日 中国地方の酒蔵 相原酒造株式会社は広島の蔵元で、すべてのお酒を大吟醸造りで行なうというこだわりを持つメーカーです。 最近では全国新酒鑑評会において6年連続で金賞を受賞するなど、高い評価も受けています。 相原酒造株式会社 相原酒造株式会社 […] 続きを読む
日本酒のうま味を最大に引き出す科学的酒器選び~酒が舌にどのように運ばれるのか!?4タイプ別おすすめ酒器の選び方~ 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年6月11日 酒器の科学 お酒の味わいを楽しむにあたって、意外におろそかになりやすいのは酒器の選定です。 一升瓶からラッパ飲みをしたり樽に口をつけて飲んだりする人はまずいないでしょう。 ほとんどの人はお酒を楽しむ時のお気に入りの器を持っていると思 […] 続きを読む
液化仕込みの利点~日本酒のうま味をコントロールできるのか?~ 更新日:2018年8月3日 公開日:2017年4月23日 日本酒の分類 液化仕込みは、日本各地の酒造メーカーでも導入されている仕込み方法です。 この仕込み方法には、少人数で仕込み作業ができることや、設備投資が少なくてすむことや、醸造に必要な敷地面積が縮小できるといった利点があります。 さらに […] 続きを読む
薩摩切子の歴史と謎~カメイガラス由利精助の功績~江戸に逆輸入された薩摩の技術 更新日:2017年1月8日 公開日:2016年5月16日 薩摩切子 薩摩切子はいろいろと謎に包まれたカットガラスです。 江戸時代に製作が始まりましたが、実際に薩摩で継続して作製された期間は20年ちょっとと非常に短く、その後は断絶してしまいました。 薩摩で切子細工が作られるようになったこと […] 続きを読む
麹米・掛米・酒母米とは~造る段階で使い分けられる酒米~ 公開日:2018年8月24日 日本酒の科学 日本酒に必要不可欠な「米」。 酒造りの工程は「一麹・二酛・三造り」という工程に分かれていますが、それぞれの段階で使用される米の名称は、ご存知でしょうか。 一概に日本酒の米といっても、その使われ方は、さまざま。 「麹米」や […] 続きを読む
日本酒の新酒はいつから?日本酒度と酸度とは?ラベルデータを読む 更新日:2017年2月7日 公開日:2016年6月4日 日本酒の科学 世界に類を見ない複雑で精巧な方法により醸造と管理が行なわれているのが日本酒です。 その味や香りには豊富な多様性が見られますが、いろいろな角度から日本酒を見ていくと、さらに味わい深いものになります。 続きを読む
六十餘洲【ろくじゅうよしゅう】~江戸時代末期の蔵で手造りの酒を仕込む~今里酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2018年1月20日 九州地方の酒蔵 日本全国津々浦々で、余すところなく愛される酒を目指し名付けられた、銘酒「六十餘洲」。 江戸時代末期に建てられた、築200年を誇る今里酒造の蔵で醸されています。 長崎県波佐見町の風土が育てた水と米で、伝統の手造りにこだわっ […] 続きを読む
鶴齢【かくれい】~銘柄は江戸時代の人気作家鈴木牧之が命名~青木酒造株式会社 更新日:2020年5月9日 公開日:2018年1月17日 甲信越地方の酒蔵 「鶴齢」は、日本有数の米どころとして名高い新潟県南魚沼市で、青木酒造株式会社が醸す酒です。 鶴にあやかり長寿を意味する酒銘は、蔵とゆかりの深い随筆家によって名付けられたと伝えられています。 雪深い土地で生まれたこの酒は、 […] 続きを読む