六十餘洲【ろくじゅうよしゅう】~江戸時代末期の蔵で手造りの酒を仕込む~今里酒造株式会社

日本全国津々浦々で、余すところなく愛される酒を目指し名付けられた、銘酒「六十餘洲」。

江戸時代末期に建てられた、築200年を誇る今里酒造の蔵で醸されています。

長崎県波佐見町の風土が育てた水と米で、伝統の手造りにこだわった一本を仕込む蔵元です。

 

今里酒造株式会社

今里酒造明和9年(1772)に創業された今里酒造は、長崎県と佐賀県の県境に位置する波佐見町に、たった一つ残った蔵元です。

棚田の緑も美しく、水と米に恵まれた地域で、手造りの酒を仕込み続けています。

江戸時代末期に建造された蔵は、国の登録有形文化財ですが、現在でも使用されているものです。

200年以上もの昔から、同じ蔵で酒が醸されてきたかと思うと、感慨深いものがあります。

そんな歴史ある蔵で使用される酒米は、地元で契約栽培された「山田錦」や、地元産の「麗峰(レイホウ)」など。

黒髪山から湧き出る伏流水を仕込み水に、深い味わいの酒に仕上げます。

銘柄の「六十餘洲」は、明治以前の日本が六十余りの地域から成り立っていたことから、日本全国を意味します。

「日本全国の人にのんでもらいたい」という想いから名付けられたと言われています。

「一麹、二酛、三醪」という、酒造りの基本に忠実に醸された酒は、全国的な評価も高い一本。

全国新酒鑑評会の吟醸および純米の2部門で、金賞受賞の実績があります。

福岡国税局酒類鑑評会の純米部門においても、最高位の大賞に輝きました。

毎年4月に行われる蔵開きでは、「六十餘洲」の試飲や限定酒の販売、餅まきや抽選会といったイベントが楽しめるので、興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

今里酒造株式会社
長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷596

 

おすすめの日本酒

六十餘洲 純米大吟醸 1800ml瓶×2本[長崎県:今里酒造]山田錦のみを使用して醸した「六十餘洲 純米大吟醸」は、蔵元最高峰の一本です。

精米歩合は38%。

酒造りの基本の通り、丁寧な低温仕込みで深い味わいに仕立て上げています。

2016IWCで銀賞受賞も果たし、国際的な評価も高めました。

盃に注ぐと、ふわりと漂う上品な吟醸香。

口に含むと、柔らかな旨味が口内をくすぐります。

最後にキリッと締める、控えめな辛さ有り。

 

日本酒Data

銘柄: 六十餘洲 純米大吟醸
特定名称: 純米大吟醸酒
使用米: 山田錦
精米歩合: 38パーセント
日本酒度: -2.7
酸度: 1.4
アルコール度数: 16度

香り  弱・・・★・強
コク  薄・・・★・濃
キレ  弱・・★・・強
味わい 甘口・・★・・辛口

 

美味しい飲み方

鯵のみりん干し常温でも美味しい純米大吟醸ですが、やや冷たい温度帯にすることで、食前酒としての魅力も発揮します。

10℃前後がベストなので、お試しあれ。

料理と合わせるのなら、しっかりと味が染み込んだ煮物系の一品と飲むと良いでしょう。

よく染み込んだ甘味と、酒の旨味が混ざり合い、より深みのある美味しさになります。

水飴とみりんに漬け込まれた、アツアツのみりん干しなどもおすすめ。

 

その他おすすめの酒

「六十餘洲 大吟醸」も、高精白の山田錦の味が光る一本。

一口味わってみるだけで、まろやかで優しい香りと旨味に包み込まれていきます。

穏やかな感覚を与えてくれる大吟醸が飲みたい方に贈ると、喜ばれること間違なし。

 

六十餘洲【ろくじゅうよしゅう】~江戸時代末期の蔵で手造りの酒を仕込む~ まとめ

十数棟の醸造建造物から成る、今里酒造の酒蔵は、六棟が登録有形文化財。

銘酒「六十餘洲」は、蔵の風格に負けない仕上がりで、全国の愛飲家を楽しませています。

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Kitagawa

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