ほしいずみ

知多半島のほぼ中心に位置する阿久比町。

阿久比米と蛍の里と呼ばれるように、良い米と水に恵まれた酒どころとしても有名です。

そこに蔵を構えるのは丸一酒造株式会社。

銘酒「ほしいずみ」を、昔ながらの手法で醸す、実力ある蔵元です。

丸一酒造株式会社

丸一酒造大正6年(1917)創業の丸一酒造株式会社は、知多半島の阿久比町に蔵を構えています。

知多は古くから醸造業が盛んで、江戸時代後期から明治時代初期にかけての最盛期には、灘に次ぐ酒どころとしても名を馳せた土地でもあります。

阿久比町は、良質の水と米の産地としても有名です。

地域の名を冠した阿久比米は、味が良いことで知られています。

また、蛍の里と言われるように、清らかな名水が湧く地でもあります。

丸一酒造の酒は、自然に恵まれた風土の中で、30代の若き杜氏・神谷尚宏氏を中心に醸されています。

小さい蔵ながらも、昔ながらの製法で手仕込みされた酒は、平成20年度から連続で全国新酒鑑評会金賞を受賞する実力があります。

さらに、越後流酒造技術選手権大会においては、最高賞の新潟県知事賞を2回受賞。

名古屋国税局酒類鑑評会純米部門では、優等賞を11回連続受賞。

数え上げるとキリがないほどの受賞歴を誇ります。

代表銘柄は、「ほしいずみ」

仕込み水の井戸に映る、夜空の星から名付けられました。

もとは「星泉」と表記されていましたが、親しみのある名称にしたいという現蔵元の想いから、現在の「ほしいずみ」へと変わったと言われています。

また、銘柄「冠勲」も、「ほしいずみ」と同様に創業当時から受け継がれてきた銘酒。

名古屋国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞した一本です。

丸一酒造株式会社
愛知県知多郡阿久比町植大西廻間11

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酒蔵見学

酒蔵丸一酒造の酒蔵は、冬期の見学が随時受け付けとなっています。

見学希望人数や日時については、事前連絡が必要なので、以下の電話番号で予約をしておきましょう。

丸一酒造株式会社
TEL:0569-48-0003

定休日は日曜日となっていますので、ご注意ください。

おすすめの日本酒

ほしいずみ 純米大吟醸 滔々 瓶 1800ml [愛知県]「ほしいずみ 大吟醸 滔々(とうとう)」が、丸一酒造おすすめの一本です。

愛知県の清酒きき酒研究会において、愛知県知事賞にも選ばれました。

精米歩合40%の高級酒米山田錦を使用しています。

ふわりと華やかに香る吟醸香と優しい甘味、なによりコクのある純粋な米の旨味が美味しい純米大吟醸酒です。

銘柄: ほしいずみ 純米大吟醸 滔々(とうとう)
特定名称: 純米大吟醸酒
使用米: 山田錦
精米歩合:
日本酒度: +1.0
酸度: 1.3
アルコール度数: 16~17度

香り  弱・・・★・強
コク  薄・・・★・濃
キレ  弱・・★・・強
味わい 甘口・★・・・辛口

美味しい飲み方

ステーキ燗よりも冷やで飲むこと推奨。

上品な香りもそのままに、キリッと引き締まった味わいになるのが印象的です。

キリッとした純米大吟醸酒なので、こってりとした一皿と合わせてみると良いでしょう。

「知多牛」と呼ばれるブランドビーフがあるので、ジューシーに焼き上げた厚切りステーキと一緒に飲み進めていきましょう。

その他おすすめの酒

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ほしいずみ
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「純米ほしいずみ(純米酒)」は、愛知県産の酒造好適米「若水」と「祭り晴」を使用して醸した、少し辛口の純米酒です。

冷やで飲んでも美味しいですが、ぬる燗にすると旨味の余韻に浸れるので、ぜひお試しください。

ほしいずみ~愛知の酒どころが生んだ実力派~ まとめ

丸一酒造は、酒どころ知多にふさわしい実力のある蔵。

代表銘柄「ほしいずみ」で、平成20年度から現在まで、全国新酒鑑評会9年連続の金賞受賞記録を更新中です。

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