作【ざく】~伊勢杜氏の気概を受け継ぐ鈴鹿市唯一の酒蔵~清水清三郎商店株式会社

三重県鈴鹿市は、かつて味酒鈴鹿国(うまさけすずかのくに)と書物に記されるほど酒にゆかりのある地域でした。

そこに現存する唯一の蔵は、「作」を醸す清水清三郎商店。

三重県の酒造りを支えていた、伊勢杜氏の技を受け継いだ蔵でもあります。

 

清水清三郎商店株式会社

清水清三郎商店明治2年(1869)創業の清水清三郎商店株式会社は、鈴鹿の地に残る、たった一つの蔵元です。

鈴鹿は、伊勢神宮の鎮座場所を決める際に「味酒鈴鹿国」と文献に記述されたほど、古くから酒造りに関わってきた歴史を持っています。

「山田錦」の親株にあたる「山田穂」という三重の米を有し、鈴鹿山脈の伏流水が湧き、海運の港に恵まれた伊勢の酒は、お伊勢参りの人々にも愛されました。

その旨いと評判の酒を醸した伊勢杜氏の技は、鈴鹿出身である清水清三郎商店の杜氏に引き継がれています。

清水清三郎商店の酒造りは、四季醸造です。

冬期にのみ酒を仕込む季節杜氏制度から、年間雇用の社員杜氏を採用することで、一年を通しての酒造りが可能になりました。

一回の仕込みに600~800キロのタンクを使い、現代の「うまさけ」を目指しています。

代表銘柄の「作」は、平成11年に生まれた新ブランド。

「皆で作り上げる」「未完成である」という想いから名付けられたと言われています。

全国新酒鑑評会を始め、IWC、全米日本酒歓評会などで数々の賞に輝き、実力を示したブランドです。

特にSake Competition 2017では、各部門での受賞が目立ちました。

余談ですが、銘柄の音がアニメ「機動戦士ガンダム」に登場する機体「ザク」と同じことから、ガンダムファンの注目を集めた一本でもあります。

赤いヤツも出ていますよ。

清水清三郎商店株式会社
三重県鈴鹿市若松東3-9-33

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清水清三郎商店株式会社

 

おすすめの日本酒

作 雅乃智 中取り「作 雅乃智 中取り(ざく みやびのとも なかどり)」は、作シリーズの中でも人気の高い一本。

醪を搾る過程で、最も良い状態の中取りの部分のみを詰めています。

クリアな味わいを閉じ込めて、バランス良く仕上げた純米大吟醸酒です。

口にふくむと、甘味とコクが感じられ、絹のように舌の上を滑ります。

華やかな香りが雅を感じさせます。

 

日本酒Data

銘柄: 作 雅乃智 中取り
特定名称: 純米大吟醸酒
使用米: 山田錦
精米歩合: 50パーセント
日本酒度: +1.0
酸度: 1.6
アルコール度数: 16度

香り  弱・・・・★強
コク  薄・・★・・濃
キレ  弱・・・・★強
味わい 甘口・★・・・辛口

 

美味しい飲み方

中取りの贅沢さを味わうには、冷やで飲むのが良いでしょう。

クリアで飲みやすいのも嬉しいポイントです。

鈴鹿市の名物料理と合わせて堪能すると、美味しさが倍増します。

さっくり穴子の天ぷらをお供に、雅乃智を一口いただくと、コクが広がります。

控えめな味付けの一品と飲むなら、霜降り牛のしゃぶしゃぶで。

 

その他おすすめの酒

「作 恵乃智(純米吟醸)」は、日本酒度-1の酒。

自社保存酵母を使用して醸しています。

味わってみると、口の中で、洋梨のような果実香と甘味が膨らんでいきます。

女性にも飲みやすいと評判の一本でもあります。

 

蔵元最高級

「筰クラウン 杜氏特撰秘蔵酒」は、蔵元最高級酒としての気品に溢れた一本。

山田錦を40%まで磨いて、奥行きのある深い味わいを実現しています。

ラベルに使用される紙は、伊勢神宮の御神札にも使用されている伊勢和紙を、平安時代から伝わる鈴鹿墨で染めたもの。

 

作【ざく】~伊勢杜氏の気概を受け継ぐ鈴鹿市唯一の酒蔵~ まとめ

伊勢神宮のご鎮座は、一説によると約2000年前と言われています。

酒の歴史も古い、味酒鈴鹿国の酒造りを受け継ぐ清水清三郎商店。

「作」も、これから長い歴史を刻むのでしょうか。

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Kitagawa

最後までブログを読んでいただきありがとうございます。
これからも日本酒についての記事を書いていきますのでブログシェアお願いいたします。

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