日本酒と酒器のサイエンス

大阪浪華錫器について~神事に用いられていた神聖なる器~優れた浄化作用

大阪浪華錫器は大阪府大阪市で製造されている錫器で、経済産業大臣指定の伝統的工芸品です。 神具、仏具、酒器、茶器、菓子器、花器、その他日用品など様々な製品があり、錫を鋳込み表面処理を行なって仕上げられるものです。 大阪の錫 […]
北鹿ロゴ

北鹿【ほくしか】~伝統の「秋田流生酛仕込み」にこだわる酒造り~株式会社北鹿

創業以来、最高の日本酒の心と味を創り伝える醸造技術を伝えてきた北鹿。 北西部には世界遺産白神山地が広がる自然豊かな美しい地で、良質なわき水と伝統の製法を改良した「秋田流生酛仕込み」で、うまい日本酒を醸しています。

江戸切子や薩摩切子の取り扱い方~適切なお手入れをすれば一生つかえる酒器~

江戸切子や薩摩切子は伝統的工芸品ですが、本来は日常生活に用いるための器でもあります。 正しい取り扱い方法を理解して大事に使うなら、その良さをますます味わうことができるでしょう。 江戸切子や薩摩切子などはご存じの通りガラス […]

酒母造りの違いによる日本酒の分類~生酛造りと山廃仕込み~

日本酒を造るにあたり、最も重要な要素が3つあります。 古来から「一に麹、二に酒母、三に造り」などと言われるように、麹、酒母、造りの3要素です。 それぞれの出来ぐあいの相乗効果によって、美味しい日本酒が生まれます。 ここで […]

天甜酒とは「君の名は。」に登場する「口噛み酒」なのか!?~神話に登場する日本で最初の米の酒「日本酒の誕生」~

日本酒と言えば、その最大の特徴はお米で造ることです。 では、日本で最初にお米でお酒を造ったのはいったい誰なのでしょう。 いろいろと調べてみると、「古事記」や「日本書紀」といった日本の神話の中にそれに関する記述を見い出すこ […]
伝統工芸

伝統工芸士について~1,200種を超える伝統工芸品と伝統マーク認定資格~

日本には現在1,200を超える種類の伝統工芸品があるといわれています。 これらの工芸が伝統工芸品と呼ばれるのにはそれなりの理由があります。 伝統工芸品は日常生活で使用される物品ですが、長い歴史と伝統によって受け継がれてき […]

軟水と硬水による日本酒の味わいの違い

「水が硬い」「水が軟らかい」液体であるはずの水に、「硬い・軟らかい」の違いがあることは、不思議に思えます。 この「硬い・軟らかい」の違いは、水に含まれる成分で決まります。 「米・水・麹」からなる日本酒ですが、比率を見ると […]

猿酒を見るとなぜ死ぬのか!?~秋田県の伝承と呪いの甕の謎~

猿酒という酒をご存知でしょうか。 白土三平の漫画『サスケ』や『はじめ人間ギャートルズ』などにも登場したので年輩の方は聞いたことがあるのではないでしょうか。 聞いたことはあるが、内容は知らないという方も多いと思いますので、 […]

薩摩切子の歴史と謎~カメイガラス由利精助の功績~江戸に逆輸入された薩摩の技術

薩摩切子はいろいろと謎に包まれたカットガラスです。 江戸時代に製作が始まりましたが、実際に薩摩で継続して作製された期間は20年ちょっとと非常に短く、その後は断絶してしまいました。 薩摩で切子細工が作られるようになったこと […]

天満切子~ガラス発祥の地・大阪天満で生まれた技術と驚きのデザイン美学~加賀屋久兵衛、島田孫市、カメイガラス、宇良武一

天満切子はその名の通り、大阪の淀川沿いにある天満で製作されているカットガラスのことです。 命名自体は比較的最近のことですが、大阪のガラス造りの歴史はとても古いものです。 長崎の商人で播摩屋清兵衛という人が天満天神社の前に […]
青木酒造

鶴齢【かくれい】~銘柄は江戸時代の人気作家鈴木牧之が命名~青木酒造株式会社

「鶴齢」は、日本有数の米どころとして名高い新潟県南魚沼市で、青木酒造株式会社が醸す酒です。 鶴にあやかり長寿を意味する酒銘は、蔵とゆかりの深い随筆家によって名付けられたと伝えられています。 雪深い土地で生まれたこの酒は、 […]
磯自慢酒造

磯自慢【いそじまん】~妥協なき品質の追及が生んだ極上酒~磯自慢酒造株式会社

日本酒の消費量が低迷したバブル期。 磯自慢酒造が、生き残りを賭けて挑んだのは、高品質の酒造りでした。 銘酒「磯自慢」を醸すために、伝統の技を継ぐことはもちろん、新たな技術の導入や投資にも惜しむことがありません。