あなたにぴったりなお酒を探す

 

日本酒というのは本当に多種多様です。

いくら日本の酒蔵が減少しているとはいえ1500件もあるのですから当然ともいえます。

しかし、日本酒を飲みたいと思ってもどれを選んでいいのかわからない方も多いはずです。

よく見かけるパック酒から、純米酒、吟醸酒、大吟醸酒などで分類されていたり、日本酒度が表記されていたり、「ひやおろし」や「山廃仕込み」なんて書かれていても、日本酒の完成には複雑な要素が絡み合うため、一般の方にはわかりにくいかもしれません。

また、味覚というものも人それぞれで、料理にしても和食が好きな方や、魚の刺身が好きな方、唐上げが好きな方、はたまた洋食が好きな方とそれぞれ美味しいと思うものは異なります。

だがしかし、日本酒の選び方はラベル表記や精米歩合だけではないのですよ。

ここでは、みなさんが望む日本酒に出会えるように色々な選び方を考えてみました。

是非、使っていただければ日本酒ライフをよりよくすごせるのではないでしょうか。

特定名称で選ぶ

果物のような香りがとってもフルーティーなものから、これぞ酒!といわんばかりにうま味を主張してくる酒、スッキリとした味わいの酒、また精米歩合による「吟醸」「大吟醸」や醸造アルコールの有無による「純米酒」など香りも味わいも幅広いのが特徴です。

ここでは、日本酒における特定名称からあなた好みの日本酒を見つけます。

⇒特定名称で選ぶ

 

産地で選ぶ

北は北海道から南は九州まで日本酒は全国で作られています。

特産物や料理にも地域の特徴があるように、日本酒にも産地の特徴があります。

関西地方では辛口で有名な酒蔵が密集していたり、中国地方では甘口で濃いめの酒を旨口と呼んだり、関東地方では都会的な淡麗辛口の酒を醸す酒蔵が多かったり、この特徴が全てに当てはまるとはいいませんが、日本酒を選ぶ時の参考にするには十分な情報ともいえます。

ここでは、日本酒の産地からあなた好みの日本酒を見つけます。

⇒産地で選ぶ

 

醸造工程と味わいで選ぶ

日本酒の醸造工程は主に酒母造り、仕込み、瓶詰めがあり、それぞれの工程の違いで酒の味わいも変わります。

 

酒母造りの違いで選ぶ

酒母造りの工程で味わいの特徴が顕著にでる「生酛造り」と「山廃仕込み」です。

「生酛造り」で醸された酒は酸味が強く、しっかりとした味わいになるといわれています。

また、「山廃仕込み」で醸された酒も独特な香りとコクが特徴だといわれています。

⇒酒母造りの違いで選ぶ

 

木桶仕込みの酒を選ぶ

木桶を使って仕込んだ酒は、金属製のタンクと違い、ほのかな木の香りと芳醇な旨味が特徴といわれています。

⇒木桶仕込みの酒を選ぶ

 

瓶詰め方法と火入れの有無で選ぶ

最終工程である瓶詰め方法でも味わいの違いはハッキリとでます。

特筆すべきは、

  • 搾りの有無による「にごり酒」「うすにごり」
  • 搾りの加圧の有無による「斗瓶取り」
  • 搾りの段階の違いによる「あらしばり」「中垂れ」「中取り」
  • 瓶詰め前後の火入れの有無による「生酒」
  • 瓶ではなく木樽に詰める「樽酒」
  • 加水の有無による「原酒」
  • 活性炭による濾過の有無による「無濾過」

といったところでしょうか。

⇒瓶詰め方法と火入れの有無で選ぶ

 

熟成した酒を選ぶ

「熟成酒」「古酒」

⇒熟成した酒を選ぶ

 

飲む温度で選ぶ

日本酒を飲むときの温度は0℃~60℃という温度帯が広範囲です。

これほど広範囲な温度で飲める酒は世界でもめずらしいともいえます。

また、日本酒は「冷酒」で飲んだときと「燗酒(かんざけ)」で飲んだときとは全く違った香りや味わいになるものも多くあります。

それぞれの酒によって燗酒で飲んだり、冷酒で飲んだりと使い分けて楽しむ方もいますが、これも人それぞれ好みがあり、「私は燗酒が好きだ」とか、「冷酒が好きだ」とかいった好みが分かれる場合もあります。

「燗酒が好きだ」という人は、燗酒にして飲むほどに味わいが増すような日本酒を好むのも自然なことなのです。

ここでは、日本酒を飲む温度からあなた好みの日本酒を見つけます。

⇒飲む温度で選ぶ

 

料理で選ぶ

日本酒は、食前、食中、食後と呑むタイミングも人それぞれです。

食前に呑む場合は、ナッツなどの乾物や漬物などの軽い肴と一緒にいただくと思います。

しかし、食中となると料理によって日本酒を選ぶのも楽しみのひとつとなります。

よく、青魚と赤ワインは合わないといいますが、日本酒にも料理との相性があります。

料理と一緒に日本酒を楽しみむ場合は、甘い味付けの料理には味わいが濃厚で甘口の酒、逆に塩味が強い料理には、スッキリした味わいのものを合わせるなど今日の料理に合わせて日本酒を選べばソムリエですね。

また、食後といえばスイーツですが、日本酒とスイーツは相性がいいものが多くあります。

ここでは、日本酒と一緒にいただく料理からあなた好みの日本酒を見つけます。

⇒料理で選ぶ

 

4タイプ分類で選ぶ

数年に渡り21,000種を利き酒し、日本酒を香りと味わいで「薫酒(くんしゅ)」「熟酒(じゅくしゅ)」「爽酒(そうしゅ)」「醇酒(じゅんしゅ)」という4つのタイプに分けた分類方法です。

⇒4タイプ分類で選ぶ

 

用途で選ぶ

日本酒には自ら飲む以外にも様々な用途があります。

神様に供える御神酒、新年を祝う日本酒、行事ごとを祝う樽酒など、また贈答用に日本酒を送られる方も多いのですが、特別な祝いに好きな言葉や名前が入ったラベルを作ってくれる店まであります。

ここでは、日本酒を用途別に紹介します。


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