日本酒と酒器のサイエンス

「日本酒の分類」の記事一覧

融米造り

液化仕込みの利点~日本酒のうま味をコントロールできるのか?~

液化仕込みは、日本各地の酒造メーカーでも導入されている仕込み方法です。 この仕込み方法には、少人数で仕込み作業ができることや、設備投資が少なくてすむことや、醸造に必要な敷地面積が縮小できるといった利点があります。 さらに […]

木桶仕込み~木桶職人の減少とともに特徴ある独特の味わいが失われる~

最近の日本酒のほとんどは、金属製のタンクを使用して仕込みを行なっていますが、昔は大きな木製の容器でお酒を仕込んでいました。 いわゆる木桶仕込みです。 木桶仕込みが主流でなくなったのには理由があります。 金属製のタンクと比 […]

出荷方法の違いによる日本酒の分類~瓶詰め方法と火入れの有無~

日本酒は貯蔵により熟成して味や香りに変化が現れる特徴があります。 しかし、生酒と火入れをしたお酒では熟成の仕方にかなりの差が生まれます。 特に本生酒の場合は酵素の活性が失われていない状態での熟成となり、含まれているでんぷ […]

濃厚な日本酒~酒を酒で仕込む贅沢な味わい!十水仕込みと貴醸酒~

貴醸酒というお酒をご存知でしょうか? 端麗辛口だけが日本酒の醍醐味ではありません。 最近では、古きを訪ねて新しきを知るの精神で、濃厚甘口の日本酒もひとつの牙城を築いています。 その中でも特に特徴的なものが、「十水仕込み」 […]

酒母造りの違いによる日本酒の分類~生酛造りと山廃仕込み~

日本酒を造るにあたり、最も重要な要素が3つあります。 古来から「一に麹、二に酒母、三に造り」などと言われるように、麹、酒母、造りの3要素です。 それぞれの出来ぐあいの相乗効果によって、美味しい日本酒が生まれます。 ここで […]

夏酒とは~夏におすすめの日本酒~夏にごり・みぞれ酒・オンザロック・スパークリング清酒・日本酒ベースカクテルなど

一般的に、夏場は日本酒の消費量が落ちる時期と言われています。 そのため、いろいろな蔵元が工夫を凝らして夏の時期にぴったりの日本酒を投入してきています。 2007年ごろから「夏酒」という語が使われるようになり、今までの日本 […]

ひやおろしとは~秋上がりの銘酒を楽しむ~鳳凰美田、陸奥八仙、赤武、一ノ蔵、羽根屋、雪の茅舎、水芭蕉など人気ランキングやいかに!

ひやおろしとは、冬場に造られた日本酒を、春、夏を越えて熟成させ、秋口に出荷するもののことです。 タンク内で貯蔵された日本酒と外気温がだいたい同じになる9月から11月頃にかけて出荷されてゆきます。 そのため、ひやおろしは「 […]

日本酒の種類は9つに分かれる~醸造アルコールと精米歩合からなる純米酒と吟醸酒の違い~

大きく分類すると、お酒は3つのグループに分けることかできます。 1つめは醸造酒で、日本酒やビール、ワインなどがこれにあたります。 2つめのグループは蒸留酒で、焼酎、泡盛、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ジン、ラムなどが […]

日本酒とは~酒税法における酒類の分類と清酒に関する規定~

日本酒は清酒とも呼ばれますが、酒税法上の定義では、米と麹と水を主原料とする醸造酒のことです。 飲料にアルコールが1%以上含まれると法律上はお酒となります。 このお酒も大きくは4つに分類されます。 混成酒類、蒸留酒類、醸造 […]