卵酒~効果なしといわれても民間療法は侮れない~風邪対策

風邪を治すにはひき始めが肝心、とよく言われます。

寒気がしたり、イガイガするなどの喉にちょっとした違和感があったり、少し体がだるかったり……

などの症状があれば、それは風邪の初期症状です。

本格的な症状に突入する前に、どうにか治してしまいたいものですよね。

風邪薬を飲んでパパッと治してしまおうと思うかもしれません。

「貴方の風邪に狙いを決めて~♪」という有名な風邪薬のCMがあります。

「鼻からくる人」、「喉からくる人」、「熱からくる人」と症状別に分かれている風邪薬です。

鼻水には抗ヒスタミン薬、喉には咳止め効果の成分、熱には解熱剤を配合し、それぞれの症状を集中的に抑え込もうとするものです。

ですが、実際は、風邪の引き始めには複数の症状がほぼ同時に出たりすることも多いはず。

忙しい人は、いつ、どこで、どんな風に、風邪の初期症状を覚えたのかもわからないことでしょう。

そこで、総合感冒薬と称される市販の風邪薬を飲んだとします。

ところが、そういった市販薬は、風邪の複数の症状に対応した成分が配合されているので、ごく軽い初期症状の時に飲むと、強い副作用が出てしまうこともあるというのです。

安易に薬を飲むと胃が荒れることもある。

さて、どう対処しましょう?

 

市販薬に頼らない風邪の治し方とは?

薬に頼らないで治すなら、口から摂取する物で対処するしかありません。

リンゴのすりおろしや、お粥に梅干し、青ねぎを散らしてふわっと卵を溶かし込んだねぎ卵雑炊なんかも良さそうです。

或いは、卵酒なんてどうでしょう?

「風邪には卵酒が効く」というのは昔から言われていることですので、おそらく一度は耳にしたことがあるのでは?

日本の家庭では民間療法として定着している感もあり、母から子へと習慣的に受け継がれ、もちろん現代においても当然のように実践している、そんな方もいることでしょう。

卵酒を作る時の一般的な食材は、「日本酒」、「卵」、「砂糖」の3つのみです。

この3つの食材を混ぜ合わせて温めただけの飲み物である「卵酒」ですが、一体なぜ風邪に効果があると言われているのでしょうか?

「卵焼きをおつまみにして、日本酒を飲む」では駄目なのでしょうか?

しかし、それでは初期症状の風邪を抑え込む目的自体を忘れてしまいそうな感じではありますが……

ついつい日本酒を飲み過ぎて、かえって状態を悪化させる予感もあり?

 

キーワードは「リゾチーム」

「卵は栄養価が高く、 卵白に含まれている酵素のリゾチームが細菌を殺し、更に卵酒に含まれるアルコールで体が温まって熟睡できる」

こちらは「医療法人社団 美草会 菊池医院」ウェブサイトを参考にしました。

一方、「漢方待合室 西本クリニック」ウェブサイトによりますと、

「卵に含まれる卵白のリゾチームという成分には、抗炎症効果や免疫増強効果があることが知られています」

とのことです。

リゾチームとは、卵白、鼻粘液や涙、白血球などの動物組織、イチジクやカブなどの食物に含まれている酵素であり、細菌の細胞壁を破壊して、細菌を死滅溶解させる力を持っています。

特に卵白からは結晶製品も得られるので、多くの市販風邪薬にもリゾチーム製剤として含まれています。

リゾチーム製剤の作用としては、抗炎症作用、出血を抑えたり、細菌感染を予防します。

 

卵がイイってことはわかったけれど……

うーん……

卵がイイってことは十分にわかりました。

でも、この情報だけでは、先に述べた「卵焼きをおつまみにして、日本酒を飲む」という誘惑にまだ抗えなさそうな気がします。

「もういっそのこと、やはり、このテで」

などとお気楽に考え、一升瓶の日本酒をいそいそと用意して、さらに卵焼きを作るべくキッチンに立った風邪初期症状の貴方……に新たな情報です!

 

「混ぜ合わせ、一緒に摂る」ことに意味がある

「家庭で風邪を治すための療法として、卵酒を飲むというのが有名です。アミノ酸が豊富に含まれる日本酒と、抗菌タンパク質であるリゾチームを同時に摂取することができます」

これは、「美容皮膚科 シロノクリニック」ウェブサイトからの情報です。

同時に摂取するということからヒントを得て、「そうか、日本酒と卵を混ぜ合わせた卵酒だからこその効果なんだ!」という結論に達しました。

そうと思えば、善は急げ! さっそく卵酒を作ってみましょう!

 

卵酒の作り方レシピ

【卵酒を作ってみましょう♪】

 

用意する食材

  1. 卵: 1個
  2. 日本酒 :180cc
  3. 砂糖 :20gほど(お好みで入れてください)

 

作り方

  1. 日本酒を、電子レンジで温めておきます。500wなら2分、600wなら1分半です。
  2. 温めている間に、卵を溶いて砂糖を加え、よく混ぜておきます。
  3. チンした日本酒に、卵を濾しながら投入します。
  4. よくかきまぜたら卵酒のできあがり!

 

ひとくち飲んでみると……

ふぅー。

体の芯からあったまります。

ほんのりと甘く柔らかな味わいは、風邪初期症状でだるくて参った体に染み入っていくようです。

身体がぽかぽか感を持続しているうちに、早く就寝しましょう。

 

卵酒~効果なしといわれても民間療法は侮れない~風邪対策 まとめ

【冬にぴったりのポッカポカメニュー!】

卵酒1杯を飲んでポッカポカになった後、すぐに就寝して熟睡すれば、自己免疫機能との相乗効果により、「初期症状の風邪であれば」症状を緩和し、回復傾向に向かうことが期待できます。

民間療法は侮れませんね。

卵酒は、とにかく体が温まりますので冷え性の方にも良いかもしれません。

お酒が苦手でなければ、是非お試しください。

卵酒に含まれる日本酒ですが、加熱した際にアルコール分はほとんど飛んでしまうので、特に気にすることはなさそうです。

気になる方は、就寝前に飲むのが良いでしょう。

また、

「卵酒、飲んでみたいけど、作るのが超めんどくさいなぁ~」

という方は、市販の卵酒を購入してくださいね。

注意するべき点は……

一週間以上長引く風邪の症状や、急に38℃以上の高熱が出る感染力の強いインフルエンザには卵酒効果は期待できませんので、できるだけ早く医療機関を受診してください。

また、卵アレルギーの方や、お酒の飲めない方、ひどい高熱のときは飲まないでください。

ウイルス感染により引き起こされる風邪に打ち勝つには、日頃の体調管理も重要です。

バランスの良い食生活や運動の習慣、十分な睡眠などの規則正しい生活を心がけましょう。

そして、「あれ? ちょっと風邪気味かな?」と思った時に……卵酒、お試しください。

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Kitagawa
最後までブログを読んでいただきありがとうございます。 これからも日本酒についての記事を書いていきますのでブログシェアお願いいたします。

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