関東地方の酒蔵

本州のほぼ中央に位置する関東地方。

東京をはじめとした、神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬の、1都6県で構成されています。

地方の酒蔵の成功のキーマンとも言える関東地方。

かつて、伊丹や池田、灘の下り酒がもてはやされたように、現在の関東地方には日本中の地酒が運びこまれています。

江戸時代よりも遥かに多くの酒蔵が醸す、多種多様な銘柄が見られるのは首都圏近辺ならではのことでしょう。

地元では伸び悩んでいた酒蔵が、東京でブレイクするケースが出てくることも珍しいことではありません。

しかし、関東地方自体の酒蔵はどうなのでしょうか。

都市部が多い地域のように感じられますが、富士山・丹沢山系・赤城山・筑波山からの湧水や、鬼怒川・利根川・那珂川・玉川上水などの伏流水に恵まれた地域のため、昔から酒造りは行われていました。

江戸時代から地方へ通じる街道が整備されていたことから、藩が宿場町を開き酒造業を始めるケース、もとからの地主や、江戸で商売に成功した地方の商人が地主となって酒造業を営むケースなどが多かったようです。

しかし、江戸時代において関東の酒は、あまり評判は良くありませんでした。

これを改良するために、幕府の監督下で酒造りが行われますが、関東の酒蔵品質が飛躍したのは明治時代後期になってからと言われています。

それを補うかのように、近年の関東各地の酒蔵では、新たな取り組みが盛んです。

従来のように越後杜氏や南部杜氏などを招かず、差別化や後継者育成を求めて、蔵主と社員で酒造りする蔵が増えてきていることも、その一つです。

さらに、平成18年に新たな杜氏集団「下野杜氏」を誕生させた栃木に加えて、茨城でも平成30年度から独自の集団「ひたち杜氏」の創設に着手する動きがあります。

これからの発展がますます楽しみになる、関東地方の酒蔵です。

→酒蔵名鑑 日本酒を産地で選ぶ

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Kitagawa

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