北海道地方の酒蔵

日本列島の最北端の地方、北海道。

雪深く寒さが厳しい地方のため、良質の水と酒造りに適した気候に恵まれています。

しかし、米が育ちにくく、流通に問題があったため、北海道の日本酒造りが本格化したのは明治時代になってからのことでした。

明治5年頃から北海道の開拓が始まり、多くの人々が本土から入植。

それだけに、醸造される酒は、様々な地方の特色を受け継いだバラエティ豊かなものとなりました。

明治35年頃には200近い酒蔵があったと言われていますが、現存する蔵数は15弱。

それぞれが北海道の気候に合わせた酒造りを発展させています。

雪氷室での搾りや流氷を利用した熟成など、厳しい寒さを逆手にとった手法なども見られます。

仕込み水としては、大雪山系・暑寒別岳系の雪解け水や、豊平川などの伏流水が利用されています。

酒米に関しては、「山田錦」「五百万石」を他地方から購入する傾向にありましたが、近年になって「吟風」、「彗星」、「きたしずく」といった北海道産の酒造好適米も収穫されるようになりました。

現在では、北海道産米の使用割合は全体の6割にものぼるようです。

また、流通にもハンデがあった北海道の酒ですが、ネット通販の普及にともない、他県でも気軽に購入できるようになってきました。

配送料が若干高めになりますが、それを差し引いても納得のできる銘酒が数多くあります。

北海道の酒蔵の歴史は、まだ始まったばかりなのかもしれません。

→酒蔵名鑑 日本酒を産地で選ぶ

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Kitagawa

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